2022年6月9日 / 最終更新日時 : 2022年6月13日 shig シニア社会学会 『人工知能と経済の未来』を読んで 2~ ~人工知能と人間の共生としてのThird Place 「AI(デジタル)と人間(アナログ)の併存」(濱口先生のお言葉を借りて) さらに、AI時代の仕事のやり方の変化については、3月11日付けの日経新聞「経済教室」に柳川東大教授が寄稿した内容にヒントがあると思うので、紹介さ […]
2022年6月6日 / 最終更新日時 : 2022年6月6日 shig シニア社会学会 『人工知能と経済の未来』を読んで 1~ 人工知能と人間に仕事について 以下の文章は、井上智洋著『人工知能と経済の未来 』(文春新書 2016/7/19)を読み、その内容をシニア社会学会濱口研究会で話し合うために用意したものである。 「人工知能論」 人工知能(AI)そのものについて仔細に […]
2022年3月7日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 shig 書評 朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』 その2 さて、『英文をいかに読むか』で肝心なのは「第二編 演習」の部分で、朱牟田さんが選んだ書き手の文章を読む部分だ。この中で例文として紹介されている文章の書き手には馴染みのある人物もいるが(トインビー、モーム、オーウェル、ハ […]
2022年3月7日 / 最終更新日時 : 2022年4月25日 shig 書評 朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』 その1 朱牟田夏雄の翻訳に接したのは岩波文庫から出た『トリストラム・シャンディ』(ロレンス・スターン著)が初めてだった。何がきっかけでこの本を手に取ったのかは覚えていないが、ストーリーどころか頭も尻尾もないような奇妙な話で、夏 […]
2022年2月28日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2021年 私の10冊 その10 ⑩ 月島冬二 『US-2 救難飛行艇開発物語』 (小学館) 日本には、零式艦上戦闘機(ゼロシキではなくレイシキ)の他にも世界水準を超えた航空機があったことをご存じですか。その一つが二式飛行艇です(通称二式大艇)。貧乏国 […]
2022年2月28日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2021年 私の10冊 その9 ⑨ 大童澄瞳 『映像研には手を出すな』 (小学館) 9番目はコミックです。これを読むきっかけはNHKで放映されたアニメ版を観たからで、アニメは、イギリスのミュージシャン・エルヴィス・コステロが「ガーディアン」紙上にて「 […]
2022年2月21日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2021年 私の10冊 その8 ⑧ Leon Festinger When Prophecy Fails レオン・フェスティンガーは皆様ご存じの「認知不協和論」で有名な社会心理学者で、この本は、ホフスタッター先生が著書の中で陰謀論の根底にある心理を […]
2022年2月21日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2021年 私の10冊 その7 ⑦ Richard Hofstadter The Paranoid Style in American Politics and Other Essays 政治史家ホフスタッターはトランプ登場によって注目された『アメ […]
2022年2月14日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2021年 私の10冊 その6 ⑥ J.C.Sharman Empires of The Weak 歴史記述には二通りの方法があり、時間の流れに沿って歴史を描く順行的記述と,逆に現在から過去へ遡って描く遡及的記述があります。後者の方法で描かれたもの […]
2022年2月14日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2021年 私の10冊 その5 ⑤ 『中国の歴史』 (講談社学術文庫) 単行本が文庫になったので入手したわけですが、本来は13巻で、清朝に関わるものと中華人民共和国の成立から現在に至るまでの2巻はわけあって未入手です。このシリーズは基本的には通史です […]