2024年12月24日 / 最終更新日時 : 2024年12月20日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(7) 服部英雄 『蒙古襲来と神風』 ところで、刀剣の世界では平安後期から鎌倉時代の刀が戦いの道具としてもベストだそうで、現在、国宝指定されている太刀のほとんどがこの時代のものだ。また、単騎の武士としてもこのころが最も強かった […]
2024年12月23日 / 最終更新日時 : 2024年12月20日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(6) 高橋典幸 『源頼朝』 山川出版社の叢書日本史リブレットの一冊『源頼朝』(高橋典幸)は、本屋で立ち読みをした際に、その冒頭に、神護寺伝来の「伝源頼朝像」の像主が頼朝ではないらしく、「私たちの頼朝イメージも神護寺像の束縛か […]
2024年12月21日 / 最終更新日時 : 2024年12月20日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(5) 篠田謙一 『江戸の骨を語る』 カトリックの伝道のために鎖国下の日本に渡航した(潜入した)宣教師ジョヴァンニ・シドッチ(Giovanni Battista Sidotti)は、彼の尋問を行った新井白石の『西洋紀聞』に登場 […]
2024年12月20日 / 最終更新日時 : 2024年12月20日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(4) 松浦寿輝 『明治の表象空間』 その印象的なタイトルに惹かれて試しに『明治の表象空間』(松浦寿輝)上巻を買ってみたが、面白いので中、下と揃えた。この本のユニークなところは、著者はそのつもりではないのかもしれないが、二種類 […]
2024年11月25日 / 最終更新日時 : 2024年12月18日 shig 書評 Why War?by Richard Overy 以下の文はリチャード・オヴァリー(Richard Overy)著のWhy War?の結び(Conclusion)部分のみを訳出したものである。原著は注を入れて400ページ近いが、この結びに内容が凝縮されていると思うので […]
2024年9月30日 / 最終更新日時 : 2024年10月1日 shig シニア社会学会 ダンバー数 以下はペリカン叢書から出ているHow Religion Evolved(邦訳『宗教の起源』)という本の内容を要約しながら、ところどころ私の感想を挟んだものである。 チンパンジーやゴリラ、生物学的にはホモ・サピエンスも […]
2024年6月30日 / 最終更新日時 : 2024年6月30日 shig シニア社会学会 コミュニティについて思うこと 私が現在所属する(社)シニア社会学会にはいくつかの研究会があり、その一つ濱口晴彦早大名誉教授が主宰する「シニア社会のリテラシー」では月一回の集まりで様々な社会的トピックについて議論しているが、一貫しているのは「コミュニ […]
2024年1月29日 / 最終更新日時 : 2024年1月22日 shig 今年の「私の10冊」 2023年 私の10冊 その5 ⑤ マックス・ウェーバー 仕事としての学問 仕事としての政治(講談社学術文庫) マックス・ウェーバーの著作でまともに読んだのは「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」そして「職業としての学問」の二冊のみである。「 […]
2023年11月29日 / 最終更新日時 : 2023年11月29日 shig シニア社会学会 ディレッタントを目指す 以下の文章は、私が所属している(社)シニア社会学会の研究会の一つである「」シニア社会のリテラシー」研究会(研究会座長濱口晴彦早稲田大学名誉教授)の活動の一環として発行された小冊子「わたしたちのシニアライフ」に寄せた文章 […]
2023年2月6日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2022年 私の10冊 その6 ⑥ 服部英雄 蒙古襲来絵詞復原 服部氏にはもう一冊蒙古襲来に関する著作があり(『蒙古襲来』)、「神風史観」がどのように形成されたかを解き明かし、同時に蒙古襲来がどのようなものであったか、その当時の武士はどのように戦った […]