2022年10月31日 / 最終更新日時 : 2022年11月7日 shig 書評 ホフスタッターの陰謀論とパラノイド・スタイル(4) 米国の陰謀論史 ②反フリーメーソン ジェディディア・モールスは「米国地理学の父」と称され、電信機を発明したサミュエル・モールスの実の父親。その息子で電信機の発明者も奴隷制擁護者、移民排斥運動のメンバーだった。おまけに、 […]
2022年10月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月7日 shig 書評 ホフスタッターの陰謀論とパラノイド・スタイル(3) 米国の外交・国際政治専門の隔月発行政治雑誌『フォーリン・アフェアーズ』の100周年記念号で、過去、現在の世界の100年を考える時に読むべき本がリストされ、分断の米国について読むべき本として、ホフスタッターのAnti-i […]
2022年9月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月25日 shig 書評 ホフスタッターの陰謀論とパラノイド・スタイル(2) さて、肝心の『パラノイド・スタイル』だが、内容的には過去に遡って、宗教的対立の話なども出てくるので、やや面倒で、煩雑と見做されるかもしれない。それでポイントを絞って紹介したい。まず、冒頭だが、これは大事なので、省略はし […]
2022年9月5日 / 最終更新日時 : 2022年10月25日 shig 書評 ホフスタッターの陰謀論とパラノイド・スタイル(1) 米国の政治史家、リチャード・ホフスタッターは、トランプの登場で再注目された『米国の反知性主義』(ピュリッツアー賞受賞)の著者として有名で、ウィキペディアには、「ホフスタッターの最大の貢献は、米国史の複雑さを再発見したこ […]
2022年8月15日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 shig 書評 『ヘンリー・アダムズの教育』(2) 今から紹介する文章は、ヘンリー・アダムズが、父親、チャールズ・フランシス・アダムズが英国公使としてロンドンに駐在する際に私設秘書として同行した時の回想だ。ヘンリー・アダムズとその父は、南北戦争初頭の政治と外交の荒波に巻 […]
2022年8月9日 / 最終更新日時 : 2022年8月16日 shig 書評 『ヘンリー・アダムズの教育』(1) The Education of Henry Adamsという本を最近知った。最近出版されたものではない。なにしろ、著者のヘンリー・アダムズ(Henry Brooks Adams)は1838年生まれだ。 この本の存在を […]
2022年8月1日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 shig JAZZ チャーリー・パーカー (その2) 全盛期のパーカーのコンボには若きマイルズ・デイヴィスがいて、御大にかなりのソロを取らせてもらっていたが、マイルズに限らず、パーカーは短い録音時間にそれぞれのメンバーに目いっぱいソロを取らせ、おかげで肝心のパーカーのソロ […]
2022年7月25日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 shig JAZZ チャーリー・パーカー (その1) チャーリー・パーカーについては一つの記憶がある。まだ、ジャズを聴き始めたころ、月末になると(つまり給料日です)めぼしいレコードをまとめて買い、それらを抱えて(レコードは4枚を超えるとかなり重い)昔は人通りが少なかったコ […]
2022年7月18日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 shig JAZZ ホーギー・カーマイケルについて SGさんが触れていたホーギー・カーマイケルについてはそれなりに思い入れがあるので一言書いてみたい。 昔、テレビが貴重な娯楽源だったころ、民放の各放送局の主要なテレビドラマ枠はほぼ輸入物、それもアメリカのドラマで占めら […]
2022年7月10日 / 最終更新日時 : 2022年9月25日 shig JAZZ アート・ペッパーについて GSさんがアート・ペッパーの初来日公演について書いていて、その時私に出会ったことに触れているので、私もアート・ペッパーについて一言書いておこう。 私がアート・ペッパーを初めて聴いたのはいつごろだったろうか。それより、 […]