2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月4日 shig シニア社会学会 日英の文芸作品に描かれる老い (3) 【老齢問題への示唆】 二つの小説に共通しているのは、老齢期に入り、肉親を含め周囲の人々との関係が疎遠になり、独り孤独に向き合う姿である。この姿は国を超えて共通である。 桃子さんにとって独り孤独に向き合うのは苦痛を伴う […]
2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月5日 shig シニア社会学会 日英の文芸作品に描かれる老い (2) 『おらおらでひとりいぐも』を読む 子育ても済んで、思いもよらなかった最愛の夫の突然の死。40年住み馴れた家で老いを迎えて、独り明日を見つめる桃子、いつも、「わたし」と言うときに、一拍置くくせがある元主婦74歳が主人公。 […]
2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月5日 shig シニア社会学会 日英の文芸作品に描かれる老い (1) 7年位前だが、日英で文学賞を受賞した二つの作品を読み、共に人生の老年期を描きながら、それが対照的なので面白く、この小文を書いてみた。その二作品とは、『おらおらでひとりいぐも』(第158回芥川賞受賞作、著者 若竹千佐子2 […]
2024年12月20日 / 最終更新日時 : 2024年12月18日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(3) ヒー・ロフティング The Voyage of Doctor Dolittle 長年(小学生のころから)その存在を知りながら、読まずにいたのはドリトル先生もので、おそらく、皆読んでいるから読まなかったのだろうが、NHK […]
2024年12月19日 / 最終更新日時 : 2024年12月18日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(2) イーヴリン・ウォー Officers and Gentlemen Officers and Gentlemen(イーヴリン・ウォー)は『誉の剣』(Sword of Honour)三部作の第二巻で、第一巻はMen at […]
2024年12月18日 / 最終更新日時 : 2024年12月18日 shig 今年の「私の10冊」 2024年の読書(1) 今年もいろいろな本を買いました(読みましたではない)。買いなおしたものもあり、その存在を意識しながら今まであえて読まずにいたものもあるし、書店のバーゲンで安かったので入手したものもある。 レイモンド・チャンドラーのTr […]
2024年1月15日 / 最終更新日時 : 2024年1月12日 shig 今年の「私の10冊」 2023年 私の10冊 その3 ③ Steve Kemme The Outsider The Life and Work of Lafcadio Hearn ある日、横浜そごうにある紀伊國屋書店をブラブラしていたら、洋書のコーナーで目を惹 […]
2023年1月31日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2022年 私の10冊 その4 ④ Seicho Matsumoto Tokyo Express Seicho Matsumotoはともかく、Tokyo Expressというタイトルには、はてなと思うのではないでしょうか。これは『点と線』です。旅行に […]
2023年1月25日 / 最終更新日時 : 2023年1月24日 shig 今年の「私の10冊」 2022年 私の10冊 その1 今年は、ガードルストーンの『モーツァルトのピアノ協奏曲』日本語訳の発表の場としてGS氏と開設したブログのコンテンツ充実のため書く方に集中しまして、読む方はややおろそかになりました。とは言え、入手する本の数はそう変わりま […]