2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月4日 shig シニア社会学会 日英の文芸作品に描かれる老い (3) 【老齢問題への示唆】 二つの小説に共通しているのは、老齢期に入り、肉親を含め周囲の人々との関係が疎遠になり、独り孤独に向き合う姿である。この姿は国を超えて共通である。 桃子さんにとって独り孤独に向き合うのは苦痛を伴う […]
2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月5日 shig シニア社会学会 日英の文芸作品に描かれる老い (2) 『おらおらでひとりいぐも』を読む 子育ても済んで、思いもよらなかった最愛の夫の突然の死。40年住み馴れた家で老いを迎えて、独り明日を見つめる桃子、いつも、「わたし」と言うときに、一拍置くくせがある元主婦74歳が主人公。 […]
2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月5日 shig シニア社会学会 日英の文芸作品に描かれる老い (1) 7年位前だが、日英で文学賞を受賞した二つの作品を読み、共に人生の老年期を描きながら、それが対照的なので面白く、この小文を書いてみた。その二作品とは、『おらおらでひとりいぐも』(第158回芥川賞受賞作、著者 若竹千佐子2 […]